
INTERVIEW03
MY PURPOSE
スタートアップと
地域の未来をつくる。
山口キャピタル
沖廣 敦子ATSUKO OKIHIRO
山口キャピタル
2017年入社/商学部卒

01CAREER
誰もが利用する銀行で、
地元への恩返しがしたかった。
高校生の時は都会への憧れもあり、地元である下関市を出て大阪の大学に進学。賑やかな街で、学生生活を満喫しました。その一方で帰省する度、豊富な自然や近所の方々の優しさなど、地域ならではの魅力に改めて気づき、就職活動の頃には「地元の人たちに恩返しをしたい」という思いを持つようになりました。ただ、最初から金融業界に絞っていたわけではありません。様々な業界を見ていく中で、「誰もが利用する銀行であれば、より多くの人たちに恩返しができるのでは」と考えるようになっていったのです。その中でもYMFGに興味を持ったのは、YMFG ZONEプラニングなどのグループ企業で地域創生の仕事にも携わることができると知ったから。最終的には、人事の方々のフランクな人柄にも惹かれ、入社を決めました。
最初の配属は、山口銀行彦島支店。ここで2年間、貸付の窓口業務やリテール営業などを経験しました。そして、入社3年目から現在も所属する山口キャピタルへ。地域に根ざすベンチャーキャピタルとして活動するグループ企業の中で私は、短期間で急成長を目指すスタートアップへの投資や、スタートアップのプロダクトやサービスを地域事業者へ展開する仕事に取り組んでいます。

02MY PURPOSE
スタートアップを選び、
地域企業との
接続を図っていく。
現在の仕事を通じて私が実現したいマイパーパスは、「スタートアップと地域の未来をつくる」ことです。日々、インターネットや新聞から日本中の様々なスタートアップの情報を見つけ、地域の課題や自分自身の興味などと照らし合わせながらピックアップ。メールで連絡を取り、オンラインの面談を実施しています。その後、市場、プロダクト、ビジネスモデル、チームなども確認して投資案件として協議するための資料を作成。投資委員会と呼ばれる意思決定機関で投資の可否を仰ぐためのプレゼンを行います。
さらに、山口キャピタルの場合、投資して終わりではなく、そのスタートアップと地域の企業をつなぐところまでできることも、この仕事の面白さの一つです。「スタートアップって何?」といった会話から始まることも珍しくありませんが、新しいアイデアや技術を持つスタートアップと地域をつなぐことで様々な課題が解決でき、地域が元気になるような事例を一つでも多くつくることができたらと考えています。そして、この地域で成果を出すことができたら、そのスタートアップは全国各地に横展開することも可能です。スタートアップの成長にも貢献しながら、今後も地域とスタートアップの二つの未来をつくっていきたいですね。

03ABOUT YMFG
女性も働きやすく、
キャリアが築きやすい環境がある。
入社する前から「風通しが良く、働きやすそうな会社だな」と思っていましたが、実際に入社し、その働きやすさを実感するとともに、制度が充実していることも知りました。とくに女性がキャリアを築いていく上でうれしいのが「フレックス勤務制度」と「パートナー制度」です。フレックスは10時から15時のコアタイムはありますが、平日に病院に行ったり、朝早く出社して15時に退社したり、よく利用させてもらっています。また、結婚後にパートナーの転勤に合わせ、山口、広島、福岡の各エリアの支店に異動できる制度もあるため、キャリアを諦めることなく、家庭との両立も可能です。
まずは、現在の部署でスタートアップの投資に関する知識や経験を重ねることが目標ですが、いずれは幅広い事業領域に挑戦できるYMFGの環境を活かして、これまでに経験したことのない領域の仕事にもチャレンジしてみたいですね。


042YEARS LATER
前回のインタビューから2年。
初めての育児を夫婦で経験中。
※前回のインタビューから2年後。
職場結婚した沖廣さんは育休の最中、子供を連れて職場に来てくれました。
「キャリアを諦めることなく家庭と両立ができる職場」というお話をして数ヶ月後。すぐそのことを実感できる機会に恵まれました。出産の6週間前から産休を取得。周囲のメンバーも見守る中、安心して出産、育休に入ることができました。また、同じYMFGの同期でもある夫も私の出産に合わせて、生後すぐの2週間と半年後に3週間、合計1ヶ月間の育休を取得。夫の2回目の育休時は子育てを代わってくれて、私は久しぶりに旅行に行くこともできました。男性社員の育児休業も推奨している点は、YMFGの大きな魅力。職場全体に子育てに対する理解が深まりますし、休暇や時短も使いやすくなると思います。
山内さん(夫)「子供の成長を一緒に感じることができた時間は本当に貴重でしたね。自分自身もワンオペを経験するなど、妻の子育ての大変さを実感したことで、職場に戻ってからも残業を減らしたり、より効率よく仕事をするようになったり。仕事に対する意識も変わったように感じます。今後、妻が復職しても子育てを妻に任せきりにならず、私自身が有給やフレックス制度を使用し、子供の世話にあたろうと思っています。」
復職に関しては正直、不安もあります。ただ、夫の協力も得られそうですし、職場も歓迎してくれるはず。先輩の女性社員の働き方なども参考にしながら、また同じ職場に戻りたいですね。また、産休や育休を取得した社員が不利にならないような環境がありますし、男性の育休取得推進をはじめとして、時短勤務やフレックスタイム制度、看護休暇など柔軟な働き方を会社がサポートしてくれています。女性社員にとってより良い職場環境にしようという会社の本気を感じます。子育ても、仕事も、これから楽しみです。
