YMFGブランドコミュニケーションブックが紡ぐ、地域共創の物語
株式会社山口フィナンシャルグループ(YMFG)が考える「地域の豊かな未来」とは何か――その答えを、地域の人々と共有するために生まれたのが、ブランドコミュニケーションブック「YMfg」です。「住む人が自慢できる。来る人がワクワクする。街に薫風を吹き込むようなマガジン」を目指し、年4回・3か月ごとに発行しています。
2022年の創刊号Vol.0「三都物語。」から始まり、現在はVol.13まで発行を重ねてきました。
毎号さまざまなテーマを設定し、三都(山口・広島・北部九州)の文化、歴史、スポット、暮らし、産業まで、地域の魅力をYMFGらしい視点で発信しています。
本誌は、山口銀行・もみじ銀行・北九州銀行の支店を中心に、地域の皆さまにお届けしています。バックナンバーは以下のリンクからご覧いただけます。
本記事では、ブランドコミュニケーションブック刊行に至った背景と想い、今後の展望についてご紹介します。
1.地域の未来像を、地域の人々と共有したい
YMFGはパーパスとして「地域の豊かな未来を共創する」を掲げています。
地域の豊かな未来とは何か。その未来をどのように実現していくのか。YMFGは日々考え、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。しかし、「共創」という言葉が示すとおり、地域の未来はYMFGが一方的に描くものではありません。YMFGが思い描く未来像を、地域の皆さまと十分に共有できていなかったことが、ひとつの課題としてありました。
この課題を解決するために生まれたのが、ブランドコミュニケーションブック「YMfg」です。
YMFGの活動や想いは、伝わっていない
地域のコミュニティづくりと活性化、官民連携によるまちづくり、地域特産を活かした商品開発と販路開拓、後継者探しと事業承継支援、起業家育成とスタートアップ創業支援。YMFGは、金融の枠を超え、地域課題の解決に向けた多様な取り組みを行っています。
それらの活動は、プレスリリースや統合報告書、企業ウェブサイトを通じて発信してきましたが、背景やプロセス、そこに関わる人々の想いまでを十分に伝えきれていないという課題がありました。YMFGが「どんな未来を思い描いて、何に取り組んでいるのか」を、地域で暮らす皆さまに、もっと身近に感じてもらえる接点が必要だったのです。
「地域にこそ届けたい情報が届けるべき人に届いていない」――この気付きが、ブランドコミュニケーションブック「YMfg」創刊の出発点となりました。
「住む人が自慢できる」マガジンを目指して
「YMfg」は、「住む人が自慢できる。来る人がワクワクする。街に薫風を吹き込むようなマガジン」を目指し、2022年に創刊しました。三都を舞台に、文化や歴史、自然、産業、暮らしといった地域資源を、YMFGならではの視点で取り上げ、YMFGが考える豊かさをお伝えすることで、地域への誇りや愛着を育むことを大切にしています。
また、YMFGの取り組みを単なる事例として紹介するのではなく、背景にある物語や地域で奮闘する人々の想いまでを丁寧に掘り下げ、YMFGが豊かな未来に向けて本気で取り組んでいる熱意をお伝えすることを目指しています。
年4回の定期発行、紙冊子という形式にもこだわっています。
手に取って、広げて見て、会話が生まれる――。紙冊子を持つYMFGの全社員が地域との接点となり、地域の皆さまとの対話のきっかけをつくり続けるコミュニケーションメディアであることを目指しています。
2. 現場の声を受けて進化する「YMfg」
創刊から約3年。「YMfg」はVol.13まで発行を重ねてきました。
当初は三都それぞれの文化や観光資源の紹介に重点を置いていましたが、毎号欠かさず実施してきた社員アンケートに寄せられた意見を受けて改良を重ね、現在では、より"YMFGらしさ"を伝える内容へと進化しています。
掲載する内容はもちろん、冊子のサイズや発信形式など、YMFGのコミュニケーションメディアは現場の声を受けて進化を続けています。
取り上げるテーマのアップデート
創刊当初は、YMFGの取り組みよりも三都それぞれの文化や歴史、飲食店や観光スポットなど、地域資源を中心に紹介してきました。例えば「温泉」や「銘酒」といった、地域の魅力が伝わりやすいコンテンツを取り上げ、併せてYMFGが取り組む「温泉地の再生プロジェクト」「地元酒造と協働した日本酒の商品開発」などの取り組みを紹介していました。
発行を重ねるうちに、社員アンケートを通じて「YMFGの取り組み」「地域とYMFGとの関わり」をより深く伝えたいとの声が集まり、観光資源の紹介に留まらず、「まちづくり」「働き方」「エネルギー」といったYMFGが取り組む課題に沿った特集テーマを設定する方針へとアップデートしました。
発行のたびに改良を重ねた
現在では、YMFG社員がお互いの携わる事業について語り合い学びを得る企画や、YMFGが強い想いを持って実現したプロジェクト、イベントの裏側をレポートする記事など、YMFGらしさを前面に伝え、豊かな未来への想いをより深く共有するための記事を増やしています。
一方、YMFG社員が実際に通うおすすめランチの紹介や、伝統的な技術が光るお土産品の紹介など、気軽に楽しめる好評企画は引き続き親しみやすいテイストで掲載しています。
社員が冊子を社用かばんに入れ、お客さまのもとへ持ち運ぶ場面を想定し、冊子の小型化も実施しました。そのほかにもフォントのサイズや紙の厚みなど、社員アンケートを通じて寄せられた意見を参考に、発行のたびに細かく改良を重ねています。
紙からデジタルへ
近年は、冊子と連動した情報発信にも取り組んでいます。
従来の紙媒体とウェブサイトでのPDF掲載に加え、SNS(インスタグラム)を活用することで、地域情報に関心を持つ幅広い方々との接点が生まれました。気軽に閲覧でき、冊子の内容を補足する情報も得られるデジタル発信は、「YMfg」への理解促進とYMFGへのロイヤルティ向上に繋がる重要なチャネルです。
紙の冊子を手に取って対話する体験価値と、デジタルならではの拡散力。その両方を活かしながら、地域の皆さまとのコミュニケーションを続けていきます。
3.まだ見ぬ景色を、いっしょに見にいく
ブランドコミュニケーションブック「YMfg」は、地域の魅力を伝える媒体から、YMFGと地域との関わりを深く伝えるコミュニケーションメディアへと進化してきました。
しかし創刊号から変わらず根底にあるのは、「地域の方が、地域の魅力や可能性に気付き、誇りや勇気を持つ」という理想です。
「YMfg」を通じたコミュニケーションによって、地域の方と「豊かな未来とは何か」を共有し、その未来に向かう「共創」の礎となる信頼関係を築いていきたいと考えています。
「住む人が自慢できる。来る人がワクワクする。」
そんな未来を描く一冊を、ぜひお手に取ってみてください。
株式会社山口フィナンシャルグループ
広報・IR部 係長 竹内沙貴
私自身も編集に携わる中で、三都の豊かな魅力や、それが今後もっともっと大きくなる無限の可能性を感じ、故郷を自慢したい気持ちで制作しています。
「YMfg」の1冊、1ページ、インスタグラムの1投稿だけでも、地域で暮らす方に届いて、地域への想いを共有できたら幸いです。