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トップメッセージ
椋梨 敬介
KEISUKE MUKUNASHI
株式会社山口フィナンシャルグループ
代表取締役社長 CEO
私たちは山口・広島・北部九州を地盤とする「地域価値向上企業グループ」です。単なる地域金融機関の枠に納まることなく進化に向け挑戦をしています。「地域の豊かな未来を共創する」をパーパス(使命・存在意義)として、様々な事業活動を通じて多様な課題の解決に取り組み、地域の価値向上に挑戦しています。
急速なテクノロジーの進化やグローバル化、加えてCOVID-19の感染拡大により、現代は「将来が見えない変化の時代だ」などと言われています。しかし、そもそも変化を伴わない時代なんてあったでしょうか。世界中どこにいても瞬時につながる現代において、「地域」が「地域」に留まっていたのは過去の話です。「地域」という言葉は、事業の規模や将来の可能性を制限するものではありません。むしろ地域にこそ、無限の可能性が広がっています。
そんな時代、YMFGには挑戦できる環境が多くあり、その挑戦を通じたYMFG社員の成長は、地域経済を支えるお客さまの成長、そして地域経済の成長、さらには日本の成長につながります。
企業も社会も、時代に応じた変化をしなやかに受け入れ、挑戦を続け、はじめて持続可能になります。常にぶれることのない挑戦の指針として、私たちはパーパスを掲げています。
そして、パーパスを基軸としたYMFGの取り組みの原動力は全て「人」、「社員」です。パーパスの理念を体現する社員が、自らの想像力を発揮し、継続的に価値創造を行うこと。YMFGは、グループの宝物である社員一人ひとりが、自分自身と向き合い、自分のパーパスに基づいて挑戦していくことを、全力で応援します。
今の中期経営計画では多様な人財の採用・登用を積極的かつ継続的に行い、同時に育成を進めていくことで、2031年12月までに多様性人財管理職比率を25%以上とすることを目指しています。同時に女性の活躍フィールドの拡大が必要であると考えており、女性のキャリア形成に係る施策にも注力しています。年功序列型の管理職への登用基準も見直しました。20代での支店長や本店の部長就任、関連会社の社長となることもあり得ます。実際、新規事業分野人材紹介業を筆頭に3名が30代でグループ会社の社長に就任しています。YMFGはこれからも社員一人ひとりの「ありたい姿」の実現に向けた取り組みを強化していきます。
しなやかに、地に足をつけて、自分という物語を紡いでいく人生。YMFGは私たちのパーパスに共感し、その実現に向けて共に挑戦してくださる方をお待ちしています。YMFGにおいて、皆さん一人ひとりの人生が、地域を起点とし世界のどこかで価値を生んでいく、そんな視座と誇りを持って、一緒に挑戦を続けましょう。皆さんと「地域の豊かな未来を共創する」ことを楽しみにしています。