
INTERVIEW02
MY PURPOSE
地域の相談役として、
想いに寄り添い
伴走する。
もみじ銀行 支店長
國弘 明男AKIO KUNIHIRO
もみじ銀行 三原支店・三原西支店
1997年入行/経済学部卒

01CAREER
若手時代に得た学びが、
営業としての土台に。
地元の山口県を離れ、近畿地方の大学へ進学。就職活動を始めるにあたり社会人としての生活を想像した時に、都会に出て満員電車に揺られる毎日が自分には合わないと思いました。そこで故郷での就職に絞り、真っ先に志望したのが地元の安定企業である山口銀行でした。
入社後は山口県内の支店に配属。その後3ヶ店で経験を積みました。“お客さまから話しかけられやすい存在”であることが営業としていかに大切かをこの若手時代に学び、いまでも自身の土台になっています。その後2011年の北九州銀行開業に携わり、44歳で開業に携わった支店の支店長へ。現在は広島県の2店舗で支店長を務めています。
支店長の主な業務は、支店の経営に関する数字や業務の管理、人財の育成、部下の営業フォローです。育成やマネジメントにおいては、良い循環をつくることが大事。育てた部下もいずれ教育する側の立場になるため、まずは教えることを好きになってもらえるよう意識しています。難しい稟議書を作成できるようになったり、新規案件を一人で受注したり、そういった目に見える部下の成長は何よりもうれしいですね。

02MY PURPOSE
会社やお客さまの
枠を超えた、
地域の
相談役としての介在価値。
三原エリアに2店舗を置く当行の代表として地域の商工会議所や経済同友会に所属しており、YMFGが掲げる「地域価値向上」において、この活動にはとても大きな意義を感じています。会員は地域企業の社長や地元の有力者をはじめ様々なバックグラウンドを持った多くの方々と接する機会があるのですが、地域をより良くしようという同じ目的のもと、高い熱量で取り組まれる皆さんの姿には深く感銘を受けます。勉強会や情報交換も盛んに行われ、会社という枠を超えた連携など縦横無尽な関係構築ができるのも、地域団体ならではの魅力です。
地域全体に視野を広げ課題解決に臨むYMFGの方針と同じく、私自身も一人の社員として、お客さまに限らず「地域の相談役」であることをマイパーパスに掲げています。都市部と違い、地方は誰かに相談したくてもそこまでのハードルが高かったりする。だからこそ、まずはそういったニーズを拾い上げることが自身に課せられたミッションだと感じるのです。そのためには、いかに気軽に話しかけていただけるかが重要で、若手時代に学んだ営業としての土台がここでも活かされています。地方が元気にならないと地銀も元気にならないという嘘偽りのない使命感も、地域で信頼を得る上での大きな強みとなっています。

03ABOUT YMFG
金融の枠を超えたフィールドで、
ありたい姿を描く。
当社のグループ会社が地元の観光資源を活用した地域活性化に取り組んでいますが、そのように地域事業者と連携しプロジェクトとして推進していく動きが、我々地銀には求められていると思います。私個人の目標としても、長年北九州で多くのお客さまの課題解決に努めてきた強みを活かし、より大きな地域の課題解決に挑んでいきたいという思いがあります。たとえば、三原の製造業のお客さまが切削加工のできる企業を探している時に、北九州の企業をご紹介したり。山口銀行・もみじ銀行・北九州銀行というYMFGの3行ネットワークを活かして地域と地域をつなぐ役割を果たしながら、事業としてスケールアップしていけたらと思っています。
銀行は、地域に長く根付いており、地域の多くの方にご信頼をいただいていますので、新規の飛び込み営業でも抵抗なくお会い頂き、経営情報を教えて頂くことが多くあります。そうして貴重な情報を得る機会が多いからこそ、その信頼を価値としてお客さまに返す面白さも実感できます。さらに、YMFGには金融の枠を超え、グループ一体となって地域やお客さまの幅広いニーズに応えていくフィールドがある。当然、今後もさまざまな事業が生み出されていくと思いますので、社員一人ひとりが、自分のやりたいことを見つけるチャンスも広がっています。
