
INTERVIEW01
MY PURPOSE
持続的な企業価値の向上。
総合企画部
中道 亮RYO NAKAMICHI
総合企画部
2008年入社/理工学研究科卒

01CAREER
あらゆる部署での経験が、
総合企画部の業務の土台に。
大学時代は情報工学を専攻し、データベースなどに関する研究に取り組んでいました。同級生の多くが国内外の大手SIerへの就職を目指す中、私はその道が自分のやりたいこととはどうしても思えませんでした。就職活動では大学時代を過ごした東京に残るか、地元である山口県に戻るか。戻るのであれば、地域にかつての元気を取り戻せるような仕事に就きたいと考え、地域のあらゆる企業や個人とつながり、支えることができる山口銀行への入社を決めました。入社後の最初の配属は、広島支店。ここで4年間、法人営業を経験し、東京支店へ。その後、本部で様々な業務を経験し、現在の総合企画部に。2024年から同部の経営企画室の室長を務めています。総合企画は文字通り、YMFGグループ全体の未来を企画し、舵取りを行っていく司令塔のような部署。しかし、ここでの仕事をする上で、これまでのすべての部署での経験が役に立っています。
広島支店で経験した法人営業は、地銀のまさに最前線。地域のお客様と膝を突き合わせて向き合い、自分たちのコアビジネスをしっかり学ぶことができました。東京支店では同じ法人営業でもお客様が一新。様々な業界のトップ企業の方々と業界の未来について語り合うなど、最新の情報、豊富な人脈を得ることができました。本部では各部署やグループ企業とのやりとりを通じ、それぞれの業務の役割や課題を横断して知ることができました。

02MY PURPOSE
企業の価値、
地域の価値を、
向上し続ける
ための戦略を。
総合企画部での私の役割は、「持続的な企業価値の向上」です。本格的な「金利のある世界」の到来、デジタル化の急速な進展、資金や決済手段などを提供する他業界のプレーヤーも続々と出現するなど、金融機関を取り巻く環境は大きく変化しています。また、お客様も多くの経営課題を抱えている中、これまでのように資金的な支援を行うだけでは、銀行として価値を十分に提供できない時代に突入しています。その中でYMFGがお客様とともにどのような成長ストーリーを描き、地域価値の向上に貢献できるか。地域の持続的な経済成長を支えながら、YMFG自体もどのように持続的に企業価値を向上し続けていけるかといったことを常に考えています。
現在、取り組んでいる次の中期経営計画でも、YMFGの強みである「地域の法人ネットワーク」を活かし、グループの総合力でお客様の経営課題解決・事業成長を支援することで地域価値向上を目指していくといった内容を中心に、それらを支える人材戦略やデジタル戦略と連動させながら策定を進めています。
また、中期経営計画を策定する中で改めて感じることは、YMFG自体も変化の真っ只中にいるということです。登用年次の撤廃や最低任期期間といった年功序列の壁を廃し、あらゆる領域で若い力が躍動できる環境へとシフトしています。
実際、経営企画室を見渡しても、40歳で室長を拝命した私を筆頭に20代、30代のメンバーがほとんど。国内の金融機関でここまで若い人たちに責任ある立場を任せている会社はほぼないのではと思います。

03ABOUT YMFG
地域を元気にする一番手になれば、
YMFGモデルが全国に
広がっていく。
就職活動の際、地銀は地域のあらゆる企業や個人とつながり、支えることで、地域を元気にできるのではという思いを抱き入社しましたが、YMFGで様々な業務を経験した今、その思いはより強くなっています。しかも、地銀は地域が元気にならない限り、自分たちの企業価値が高まることもありません。そのくらい本気で元気にしていく責務を担っている。だからこそ、グループの力を結集し、これまでの地銀とは異なるやり方で地域を元気にしていく新たなYMFGモデルを確立していきたい。そうして、YMFGが地域を最も元気にしている地銀の一番手になれば、その手法は全国へと広まっていくと思うのです。その結果、日本各地が元気になり、日本全体が元気になる。
地銀の社員自体はその地域のために働いていますが、常に変化し続けるYMFGなら、若い人のチャレンジを応援するYMFGなら、地域の先にある世界を動かす可能性もあると考えています。
