INTERVIEW 04

INTERVIEW04

MY PURPOSE

地域とともに、
未来をデザインする。

YMFG ZONE
プラニング

杉尾 亮輔RYOSUKE SUGIO

YMFG ZONEプラニング
2013年入社/工学部卒

INTERVIEW 04

01CARRIER

地域独自の魅力や豊かさを
支援できる仕事がしたかった。

地元である広島県大竹市を離れ、大学は東京へ。工学部に所属し、金融工学などについて学びました。就職活動では、「愛着ある地元をはじめ、地域の持続可能な発展に貢献したい」と考え、最初はITプラットフォーマーや通信会社などを志望していました。しかし、地域を都会と同じように便利にするだけでは面白くないと思い、それぞれの地域独自の魅力や豊かさを支援できる仕事はないだろうかと考えるようになっていたのです。そして、幅広く会社を見ていく中で、様々な業界や企業に対して直接的に支援ができる地方銀行に興味を持つようになり、地元でもあるもみじ銀行に就職を決めました。

入社から3年半は向洋支店で法人営業として勤務。そこで、お客さまである地元企業のリアルな経営を知ることができました。次に異動することになったのはIT統括部。金融機関の根幹を支える勘定系システムの運用に携わり、論理的にものを考えるクセが身についたと思います。その後、東京にある政策シンクタンクに出向し、地域経済に関する国への政策提言などに携わらせてもらいました。銀行業務の範疇を超えた仕事を経験し、入社時の志の実現に一歩近づいた気がしましたね。入社9年目からは現在も属するYMFG ZONEプラニングへ。地域創生コンサルティング会社の一員として、地域経済の活性化や持続可能な都市・地域づくりに貢献する仕事に従事しています。

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02MY PURPOSE

山陽小野田市にて、
日本初の
官民連携手法に挑戦。

私のマイパーパスは、「地域とともに、未来をデザインする」こと。理想の未来を描き、課題から目をそらすことなく、誠実に向き合うことを心がけています。また、「ともに」に込めた思いは、当事者として自らも地域に入り、地域を巻きこんでいくという地銀グループの一員ならではの決意の表れです。そうしたマイパーパスのもと、YMFG ZONEプラニングの社員として点ではなく、面の視点で地域や域内企業全体の生産性向上や所得向上に向けた総合的な事業活動支援に取り組める面白さを感じながら働いています。

とくに、印象に残っているの仕事は、山陽小野田市にて「賑わいの再創出」を目指し、産官学金連携で取り組んでいるLABVプロジェクト。このLABVとは自治体が所有する土地の現物出資を行い、民間事業者などによる資金出資をあわせて組成する共同事業体が事業実施を行う新たな官民連携手法の一つで、当時、日本では初めての挑戦でした。自治体にとっても、事業者にとっても、初めてのことばかり。私たち自身も手探りで新しい仕組みをゼロから構築していきました。資金に関するスキームを提案したり、事業者の選定資料を制作したり、施設が完成した後にどうすれば持続的に賑わいを生み出せるかを真剣に考え続け、住民説明会の実施などにも奔走しました。

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03ABOUT YMFG

自分の成長を、地域の成長へと
つなげていきたい。

ちなみに、この山陽小野田市のLABVプロジェクトは、内閣府が主催する「2022年度地方創生SDGs の達成に向けた官民連携取組事例」において最上位の賞を受賞。自分たちの挑戦が高く評価されたことを喜ぶと同時に、この取り組みがモデルとなり、日本各地で独自の魅力づくりがもっと進んでいけば、と思うようになりました。

また、こうした官民連携プロジェクトの旗振り役としてさらなる活躍を求められているのが、私たちのような地銀です。とくに、YMFGは非金融領域と金融領域の両方から支援することができるため、そのシナジーを生かして地域課題を解決する持続的かつインパクトのある事業創出がまだまだできるはず。加えて、YMFG ZONEプラニングは、出向経験者が多いこともあり、多様な経験、知識、価値観が尊重され、混じり合い、新しい気づきが多くもたらされる環境です。こうした恵まれた環境のもと、私自身も自分自身の能力やキャリアを磨き続けていきたいですし、自分の成長を、地域の成長へとつなげていき、今以上に地域価値向上に貢献できる人間になることができればと考えています。

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