INTERVIEW 06

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MY PURPOSE

個の力を拡げる。

ワイエムコンサルティング

中美 達也TATSUYA NAKAMI

ワイエムコンサルティング
2010年入行/政策学部卒

INTERVIEW 06

01CAREER

銀行員からコンサルタントへ、
キャリアの大きな転換。

歴史・文化の息づく京都に魅了された私は、地元の山口県を離れ京都の大学に進みました。大学3年の秋から就職活動を開始。仕事を通してさまざまな業種の人に接することで自身も成長できそうだという理由から、金融業界を志望するようになりました。メガバンクや証券会社も受けましたが、地銀は地元の当社だけ。当時の山口銀行は、もみじ銀行と合併し事業拡大を加速させている最中で、他にはない成長環境を感じ入社を決めました。

入社後は山口県内の支店にて、個人向けの融資業務を経験した後、営業として個人・法人のお客さまを担当。入社から7年3か月経った2017年の7月にワイエムコンサルティングに異動となり、現在はお取引先における社内外の事業承継を中心としたコンサルタントを担当しています。

銀行員時代から変わらないのは、お客さまにより良いものを提供するということですが、コンサルタントの仕事はお客さまとより深い信頼関係を築くことが求められます。経営者だけでなく従業員ともコミュニケーションを取りながら、業界や財務に関する知識を深め、改善策を実行していく。とくに先代からの親族内承継では、従業員の不安を払拭し、次の世代が明確なビジョンを描けるように事業計画や人事制度に落とし込む必要があります。

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02MY PURPOSE

個の力が会社、
そして地域へ。
円となり
拡がっていくように。

たとえば、お客さま先の人事制度を策定する際、会社が人材に求める行動や能力の要件を洗い出すためにまずは従業員へのヒアリングを行います。有効な策を導き出しても、従業員の納得感を得なければ受け入れてもらえないため、ヒアリングする中でその会社の共通言語を見つけることが重要です。社長の想い、社員の想いなどがしっかり反映されているような言葉を選び、形にしていきます。コンサルタントという仕事がここまで繊細に言葉を扱うものだとは思っていなかったのですが、このプロセスや奥深さ含め、地銀が担うコンサルティングの面白さだと実感しています。

YMFGは「地域価値向上企業グループ」というビジョンを掲げていますが、そのあるべき姿を実現するために自分は何をすべきかと考えた結果、「個の力を拡げる」というマイパーパスを定めました。圧倒的な個の力、すなわち専門知識や経験値、熱意や体力といったコンサルタントに求められるあらゆるスキルを拡大し続けること。その結果、お客さまや仲間を含め関わるすべての人たちをモチベートすることができたら、会社という組織の力にも伝搬し、やがて地域へ円となって拡がっていくだろうと。マイパーパスとともに、そんな構想を描きながら、日々仕事と向き合っています。

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03ABOUT YMFG

確固たるビジョンの共通認識が、
組織力を底上げする。

コンサルタントとしてお客さまの採用に携わることもあるのですが、人が増えて組織が拡大していったり、採用した人材が数年後にその会社の成長に大きく貢献している姿を目の当たりにすると、この仕事が果たす意義を強く感じます。社内改革に一緒に取り組んでいた先方の担当者が、徐々に主体的に動いてくれるようになったり、策定した評価制度が少しずつ社内に浸透し、従業員の方たちが協力的になってくれたり。そういう変化を感じられることも、大きなやりがいにつながっています。長年にわたり支援を必要としてくださるお客さまも多く、それこそが自分の仕事における最大の成果なのかなと、うれしく思いますね。

また、YMFGには優秀な仲間がたくさんいます。専門的なスキルが必要とされる中、高難易度資格の取得を目指して情報交換したり、切磋琢磨する文化があたり前に根づいています。案件に関しても、お客さまや地域の価値向上にコミットするという確固たるビジョンを共通認識として皆が持っているため、上司が作成したプランに対して部下が意見することも当然のようにあります。年次や役職という垣根を超えて、議論が闊達に交わされる日常の風景がここにはある。そこで一番良い意見を吸い上げられるのも、この組織ならではの強みだと思います。

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