INTERVIEW 07

INTERVIEW07

MY PURPOSE

地方と都市部の
情報格差をなくしたい。

法人営業

片山 健幸KENKO KATAYAMA

北九州銀行 苅田支店
2012年入社/図書館情報メディア研究科卒

INTERVIEW 07

01CARRIER

様々な業界と接点がある
金融業界に魅力を感じた。

出身は北九州市。大学は関東に上京し、学部時代は図書館情報、大学院では医療情報について学びました。就職活動を本格的に始めたのは、修士課程1年目の終わり頃です。業界を絞るよりも、様々な業界と接点のある業界で働きたいと考え、金融業界を志望。また、最終的には「独立したい」という目標を持っていたこともあり、フルサービスを提供している規模の地方銀行、かつ地元という理由からYMFGに興味が湧きました。というのも、ちょうど私が就職活動をしている2011年に北九州銀行が誕生したのです。そして、この年は忘れもしない東日本大震災の年。震災直後、関東で一人暮らしをしていた私は大きな不安の中にいました。すると、OB訪問で一度お会いしただけの山口銀行東京支店の先輩から「大丈夫?」と携帯に連絡が入ったのです。とても心強かったですし、こういう時に心遣いができる先輩たちと働きたいと強く思い、入社を決めました。

最初の配属先は、北九州銀行門司支店。上司にも恵まれ、右も左もわからない中、ここで銀行員としての土台を築くことができました。4年目の途中から山口銀行柳井南支店に異動。今度は周辺に人も企業も少ないローカルな支店だったこともあり、融資案件を一つ掘り起こすのにも一苦労。しかし、この地域を担当したことで改めて、「この土地で生きていくと決めた人たちの生活や人生をどうやって支えていくか」といった地銀の使命に向き合うことができました。

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02MY PURPOSE

情報格差をなくすため、
地銀が果たす役割は
大きい。

入社11年目となる現在は、3支店目となる苅田支店で法人営業を担当しています。福岡県京都郡苅田町は北九州市の隣にあり、大手自動車メーカーや素材メーカーの関連企業の工場が数多く立ち並ぶ工業の街。一つ前の柳井南支店の時とは目の前に広がる景色も、お客さまの数も案件の内容も大きく異なります。ただ、共通する部分もあり、それが「地方と都市部の情報格差をなくしたい」というマイパーパスを私が掲げる動機にもなっています。

たとえば、新型コロナにより経済が著しく停滞した時、企業向けの給付金や補助金の制度がたくさん立ち上がりました。しかし、地方の経営者の中には手続きの方法がわからず断念する方や、そもそも存在さえ知らない経営者の方もいらっしゃいました。また、地方の場合、新たな取引先や外注先、一緒に働いてくれる従業員を探すのも大変です。都心部なら、そうした情報を収集し、お客さまに提供してくれるサービスを行う会社も多数あるでしょうが、地方の一社一社までは手が届きません。

だからこそ、私たち地銀がその役割を務める必要があると思うのです。お客さまの困りごとを丁寧に聞き出し、取引先や外注先を探したり、助成金を申請するための事業計画書を一緒につくったり。様々な情報を集め、選び、それぞれのお客さまのためになることを一つひとつやっていく。その結果、お客さまの会社が元気になり、地域が元気になっていけばと思います。

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03ABOUT YMFG

法人営業として成長し、
新しいことにも挑戦し続けたい。

じつは、あるお客さまから「北九州銀行が融資したお金は輝いているね。本当のバンカーだ。」と言われたことがありました。理由を尋ねると、融資までのスピード対応もそうですが、融資したお金をもとにできあがった店舗や、導入した機械が本当に輝いて見えたそうです。別のお客さまからご紹介いただいた新規のお客さまでしたし、うれしかったですね。そして何より、私たちのお手伝いによって、そのお客さまのビジネスが一回りも二回りも成長していることに喜びを感じました。今後も、法人営業として目の前のお客さまの役に立ち、新規のお客さまを一社でも増やしていけたらと思います。

また、YMFGの副業解禁に伴い、私自身も経営者となって事業を始めるべく準備を進めています。やはり、お客さま先を訪問した時、自分でもビジネスをしていると話にリアリティが出ますし、お客さまの気持ちも自分ごとのように感じることができますからね。YMFGはこうした社員の新しい挑戦を否定しない会社。日頃の打ち合わせなどでも、年次に関係なく、何でも言い合える雰囲気も好きなところですね。

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