03 KITAKYUSHU

CROSS TALK

03KITAKYUSHU

Uターン×
Iターン

Uターン

木村 紘三KOZO KIMURA

北九州銀行 本店ブロック
2016年入社/商学部卒

Iターン

大平 勝貴KATSUKI OHIRA

北九州銀行 本店ブロック
2019年入社/経済学部卒

地元に戻ってきた社員と、他地域からこの地を選んだ社員の二人の対談。本音で語り合ってもらいました。

01

お二人がUターン、
Iターンを決めた理由は?

もともと下関市の出身で、大学に進学する時は漠然と都会への憧れもあって、東京へ。ただ、就活では地元の金融機関で働きたいと思っていたなあ。

どうしてですか?

長男だったこともあるけれど、就活を通して様々な金融機関の話を聞くにつれ、仕事内容を考えたらほぼ同じことが地元でもできるなあと思った。あと、地元に貢献したい気持ちと、地銀の規模の方が組織の経営層に近く、個人の裁量も大きそうだと思えたことも理由かな。大平くんは?

僕は出身が鹿児島だったんですが、大学で初めて北九州へ。そこで、この街の面白さを知ったことがきっかけです。就活は全国転勤がある企業も含めて幅広く見ていく中で、北九州の役に立てるYMFGに興味を持ちました。鹿児島まで新幹線一本ですぐ帰れる環境も魅力でしたね。あ、ちなみに僕も長男だったので、最初は鹿児島に戻ろうかなということも考えました。

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02

仕事におけるUターン、
Iターンの魅力は?

じゃあ、Uターンで、といっても、なかなか難しいテーマだよね(笑)。これだけ情報が発達している時代だから、東京や大阪でしかできないことを探すのって難しいと思うんだよね。しかも、YMFGの場合、地方と言いながら、山口と広島と福岡(北九州)が主な勤務地だから、都市の魅力もあるよね。

そうですよね。広島も福岡も100万人都市ですものね。

そう! だから、僕も地元・山口にUターンで帰ってきたというより、Jターンで帰ってきたという感覚が近いかな。

なるほど。ちなみに、人生の中で東京を一度、経験したことは大きかったですか?

それは、あると思う。東京でいろいろな人と出会って、知見や視野は広がったと思う。もしかしたら、その感覚は仕事をする上でも役に立っているかもしれないなあ。とくに、僕が担当している法人営業の場合、情報に幅広く敏感な経営者と話をすることが多いしね。

そうなんですね! 僕は今、扱っている商品が個人向け住宅ローンが多いため、そこまでの情報や感覚はお客さまに求められないのですが、逆に地域の人たちとじっくり話ができるのは地銀の面白さだなと感じています。都市部のメガバンクなどに比べて規模が大きくないぶん、まちづくりに貢献している実感が持てるんだと思いますね。

実感を得やすいというのは、地銀で働く魅力かもね。法人営業の仕事の一つに、お客さまと一緒に地元の特産物を活かした新商品の開発に取り組んだりすることもあるんだけれど、そうして完成した商品が地元のスーパーとかに並んでいるのを目にした時はすごくうれしいよね。

都市部に比べ、お客さまと近い距離で仕事ができるのはUターン・Iターンに関わらず、地域で働く魅力かもしれないですね。

そう。あとはグループのミッションにもあるけれど、地域を元気にできること! というより、お客さまも含めて地域が元気にならないと、僕たち地銀も元気にならない(笑)。でも、こうして自分の生まれ育った街のために全力で働けるのはUターンの仕事の魅力かな。

そうですよね。Iターンの僕にとっても北九州は地元ではないですが、そのぶん、仕事を通じてこの土地のことをどんどん好きになっていますし、そうした地域が元気になっていくのも面白いですね。

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03

暮らしにおけるUターン、
Iターンの魅力は?

これは、ありきたりかもしれないけれど、東京を一度経験した僕が声を大にして言いたいのは、満員電車がない! 就活の時とか、「これが一生続くのか…」と移動だけで暗い気持ちになったからね(笑)。

北九州も田舎じゃないとはいえ、そこまでの満員電車に乗ることはないですからね(笑)。僕がこっちで暮らしていて感じるのは、文化の違いですかね。鹿児島も中心部はこっちと同じようにある程度大きな街なんですけれど、向こうはあまり外に開いていない気がします。その点、北九州の人たちは社交的な人たちが多い気がしますね。

そうなんだ。でも、Iターンで新しい土地で暮らすとなると、その土地の文化って重要なのかもね。再び東京との比較になるけど、やっぱり地方、とくに山口・広島・福岡は海や山が近い! 物価も安い! こっちに戻ってきて体調も良くなった気がするよ。

そうなんですね(笑)。ちなみに、木村さんはUターンでこっちに戻ってきて、実家で暮らしているんですか?

今は結婚して、北九州で賃貸住宅に暮らしているけど、戻ってきた当初は実家だった。東京で一度一人暮らしを経験したことで、親のありがたみがわかった時期だったな。久しぶりの団欒だったし、仕事にも集中できたと思う。まあ、親が喜んでいたのは1ヶ月程度だけだったけどね(笑)。

そういうところはUターンの暮らしの魅力ですね。Iターンの場合は逆に親元を離れてのびのび暮らせるのが魅力ですかね(笑)。鹿児島と福岡の距離感は何かあればすぐ新幹線で実家にも戻れるし、ちょうどいい気がします。

そうなんだよね。“ちょうどいい”っていうのは暮らしのアピールポイントかもね。そもそも3分に1本電車が来る必要もないし、生活で不便を感じることもほとんどないからね。結婚しても、それは感じるなあ。

じつは、僕も今、まさに結婚を考えているので、その発言はとても心強いです!

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04

YMFGの魅力と
学生へのメッセージ

これはUターン・Iターンとか関係ないと思うけれど、この地域で法人営業をしていてYMFGの魅力に感じるのは、ソリューションの幅広さ。競合する金融機関も多い地域だから、「何を武器に戦うか」というのは法人営業にとって大きくて、その点、YMFGはすごく心強いかな。

僕の現在の業務ではそこまで意識したことがありませんが、キャリアの幅も広がりますし、大きな強みかもしれないですね。何といっても、僕が魅力に感じるのは、「人」。組織やメンバーのために頑張る人たちが多いし、人には恵まれているなあと日々実感しています。

たしかに。「あの人のために!」という人が多いよね。よし、では最後に、お互いの地元の後輩に向かって、Uターン・Iターンの魅力を伝えて終わりにしない?

了解です。鹿児島の後輩に向かってアピールするとしたら、「桜島が見えないのは淋しいと思うけど、北九州は鹿児島に似ている部分も多いし、人も優しいから来ると絶対に馴染むと思う。山口、広島で働くチャンスもあるし、ぜひ、受けてみてください」ですかね。

いいね。じゃあ、僕は「地元に戻ってきたら、昔の友達と会うこともできるし、大人になって一緒に遊ぶと違う楽しさや発見もあるから、戻っておいで」かな。いや、こんなんじゃ絶対戻って来ない気がする(笑)。

(笑)

というより、UターンにしてもIターンにしても、結局、その人次第だよね。どの環境でも楽しめる人は楽しめるし、今の時代、地方だから、都会だからって本当に関係ないと思う。

あ、そっちの方がいいですね(笑)。というか、それ、YMFGの新しいブランドコミュニケーションで伝えていることじゃないですか?

おお、意識していなかったのに、キレイにまとめてしまった(笑)。ということで、皆さん、一緒に働けるのを心待ちにしています!

お待ちしています!

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